ファミールヴィラ苗場タワー                      Vol.2


      タワーニュース 平成11年01月06日

                               発行;ファミールヴィラ苗場タワー                                          管理組合 理事会


 給水設備、給湯設備に故障続発

 昨年7月に始まった複数のバルブの破損、ボイラー内部の熱交換器からの漏水事故等は11月に井戸の給水が貯水漕に入らない、道路より水が染み出す等、給水、給湯配管全体に及んでいる。井戸ポンプ、熱交換器、配管、バルブ等の交換工事は故障事故の都度行っているが、銅管、ステンレス管、白ガス管等材料を問わず漏水したことになるので理事会ではメーカー、施工業者や第3者機関の診断を仰いでいる。
 建物の瑕疵担保期間は2年であるが、売主等のアフターサービス期間はおおむね10年と考えられる。したがって組合として業者に対し対応する場合、築10年前とその後とでは当然異なる折衝をしなければならないと考えている。
 理事会では1月に専有室への赤水発生の報告を受け、長期的な修繕計画に本腰を入れて望むべきであると考えている。
 また、シーズンオフの温水プールは重油の無駄ではないだろうか、給湯回路の再検討をも視野に入れて考えたい。

 管理費滞納の問題

 当マンションの管理費の滞納状況は、近隣のマンションと比較しても極めて高い割合で、理事会としても頭を痛めている。管理費の多額の滞納は、マンションの資産価値の低下をまねくばかりでなく、来るべき大規模修繕の際に公庫からの借入が不可能になるなど、影響は多岐にわたる。現在、弁護士に依頼して回収の手立てはとっているが、行方不明者もいるため回収が困難なケースもある。
 この行方不明者の問題は、組合としての全員決議事項に大きく影響する。
今後、組合員の積極的な意見交換をもとに回収方法を模索したいと思う。

 
 臨時総会はぎりぎりで議決権を確保

 理事会では、上記に掲げた問題をはじめとする様々な問題に対処するため、資金の内部留保を計るべく管理費の節約交渉を行ってきた。去る12月の臨時総会は、この管理費の節約等の事項が規約改正をともなうため、大多数議決権の確保が必要だった。幸いにも今回は、現地の管理人の方々並びにベニーエステート本社のご尽力もいただき、議決権を確保することができたが、今後も皆様の積極的な参加をお願いしたい。
 また、議案に対する意見書や総会出席者のご意見を伺い、理事会として、組合員に対する決議案等の全体的な説明が、かなり不足していたことが反省材料となっている。
 理事会での情報や管理上の問題点について、今後、公聴会を定時総会前に開くことによって議案そのものも総意で提案できればと考えている。


 スノーラビット営業開始

 隣のファミールヴィラ苗場(1期)1階のスノーラビットが季節営業を開始しました。
当分は週末の朝食のみのサービスとなりますが、冬場の利用者には強い味方になると思います。  オーナーの人柄も良く、クロワッサンなどは愛知県からの仕入だそうです。是非お試しあれ。       

※  現地フロントでは電球、トイレットペーパー、ごみ袋等を販売しております。

※  ご意見、また管理上のクレーム等は理事長宛てでベニーエステートサービス樺S当:二宮まで
   お寄せください。TEL:03-5448-1644 FAX:03-5448-1570